« 上一篇下一篇 »

価値をわかったうえで、アクセサリー感覚でこなす

 

「オクト」自体は、すでにもっていて、購入した理由となったのが“落ち着いた品格があるのに、嫌みがない”という要素。もちろんブルガリ=ジュエラーではあるけれど、ジュエラーとしてのイメージよりも、自分にとってはシックで、マットな男という印象に映るんです。そのイメージをSENSEにもうすこし浸透させたいなぁ、と。SENSEという雑誌においては、時計っていまやアクセサリーのひとつだとおもっていて、メインとなる読者はやっぱりストリート育ちで、それが大人になってカジュアルからラグジュアリーブランドの服まで、幅広く楽しんでいるのが現実。

SENSEにとって、時計はジュエリーのような存在|BVLGARI
SENSE守谷編集長

そのなかで時計も「それかっこいいブレスだよね、シックだよね」っていわれるようなつけ方を目指しているんです。

ちょっと独特な視点かもしれないけれど、それがリアルだとおもっていて、時計が時を知るための道具であるということはわかったうえで、機能云々ではなく、手元の品格を上げるためのアクセサリーとして、この「オクト」は優れている。小さいダイアルと太めのラグから続くブラック アリゲーターストラップのバランス感がすごくブレスレットぽくていい。

いまのSENSEにとって時計とは、いかにファッションのなかで自己主張できて、自分らしさを出せるか、そのためのアイテム。昔はTシャツにプリントされたメッセージで自分らしさを主張するとか、方法はいろいろあったじゃない。だからいま時計をつけていないひとが増えているけれど、そういうスタイルが素っ気なく見えてしまう。

かつて時計は、ステイタスの証なんていわれることもあったけれど、SENSEにとってはファッションの延長にあるもの。ステイタスというよりは、その人らしさをアピールするアイテムなんだよね。だからストリート育ちでも、大人になって落ちついたら、ブルガリというブランドを選ぶようになるし、こういうシックなデザインで、ダイアルは黒で、ストラップは太め、みたいな選択をするのかな、ともおもう。その結果として、自分らしいスタイルを構成する要素のひとつ選択肢として「オクト」はありなんじゃないかな。